「介護の職場」魅力、活力くるりんプロジェクトとは
職場環境を通じて生産性や働きがい向上を図り、人材定着、確保に向けた好循環を生み出すことを目指した プロジェクト。 今回、当施設の小規模特別老人ホーム大曽根が介護現場革新のノウハウをもつTRAPE(トラピ)様の協力で 約半年間業務見直しを行いました。
取り組みの流れ・内容
①日程の調整や業務の現状分析・課題の特定、プラン作成
②プランに沿って改善・活動を実施
③アンケートを使って効果の検証
①②③を踏まえて「1日の業務スケジュールの見直し、明確化」をテーマに業務改善へ取り組む。
現状の業務スケジュールを書き出す 1日の業務の流れを組み替え、見直し 「1日の業務スケジュール」を作成
上記の流れで業務の偏りを減らし、時間の余白を生み出すことが目的とし精査していく
④職員との対話を行い、成果の振り返り
業務改善を実践しチェレンジシートを使い振り返りを行い、取り組みの進捗、適宣を確認し現状をタイムリーに 把握することに努めた。
全ては職員の負担を減らす/ケアの質の向上につなげる/利用者様との関わりを増やすために
プロジェクトを通しての検証
仕事のパフォーマンスが向上
業務負担の分散、軽減したことで仕事のやりやすさ、やりがいを感じられるようになった。
残業時間も減少
スケジュールが明確化されたことにより自分の役割を認識して動くことができお互いのサポートすべき部分が見える化できた。
利用者様への関わりが増える
レクレーションやアクティビティを行う時間が増え、利用者様が自分らしく過ごせていると実感できるようになった。 利用者様の関わりや職員同士の対話に繋げられたことで小さな気づきやアセスメントに繋がり、利用者への支援へ繋がった。
今回プロジェクトに参加し、明確な業務スケジュールができたことで意識して業務を遂行し、 目的意識を持ち対話のプロセスを踏みながらみんなで行えたことで無駄な時間を削り仕事がしやすくなりました。 また業務時間の使い方に迷いがなくなり利用者様と接する時間が増え利用者様への理解がより一層深まることができた。 そして改めて対話の大切さを実感したことがとても大きく、お互いの気持ちを出し合う場があってこそ何かを変えることができると感じました。 「おもいやり・いたわり・よりそい・みとめあい・あかちあう」が理念の施設として「その人らしさを支えるために」清桜会は成長する施設であり続けていきます。